母の消費者金融の借金
母はずっと保険の外交員をして家計を支えていましたが、歳を取り退職をしました。
現在は清掃のパートを続けています。
今までバリバリ働いて稼いでいたはずなのに、生活はいつもきつそうでした。
ある時、息子である私に借金返済ができなくなったと泣きついてきたのです。
腰を痛めパートを休まなくてはならず、収入が滞ったため借金返済ができないとのことでした。
詳しく話を聞いてみると、母は30代の頃から消費者金融で借金を重ねていました。
借金の理由は様々で、生活費以外にも交際費、パチンコなどもあったそうです。
保険の外交員をしていたものの成績が悪いときもあり、そんなときには歩合が減り収入が減りました。
でもこれまでの生活レベルを落としたくないために、収入が減ったときには借金で補てんしていたのだそうです。
そんなこんなで、母の借金は350万円を超えていました。
返済より債務整理を勧めた
貯金はなし、退職しても必死に働かなくてはいけないのにはこんな理由があったのです。
母は取りあえず数日分の借金返済分を立て替えて欲しいと頼んだのですが、私は断りました。
助けて欲しければ私の言うことを聞いて債務整理をして欲しいと頼んだのです。
時間をかけてゆっくりと説得し、債務整理をすることにしました。
母の借金はなんと10年以上の契約があるものもあり、とんでもない過払い金が発生していました。
約350万円がすべてチャラになり、さらに300万円余りのお金が戻ってきたのです。
弁護士を通さず私が債務整理の手続きをしたので、手数料はかなり省けました。
これからも心配なので、母のお金の管理は私がしようかと思っています。