借金で困った場合の債務整理

こちらでは、お金を借入れしたにもかかわらず、その後の経済的事情により借金返済が困難となってしまった方のために、借金が払えなくなった時の対処法について説明をしています。

なんとか支払うことができるのなら、それに越したことはありませんが、全く借金返済できる見込みがないなら早めに対処方法を模索するべきです。 引き延ばせば引き延ばすほど、金利により返済しなければならない借金の額は増えてしまいますからね。

法律用語の一つで債務整理という言葉があります。 法律を勉強した方や不動産関係に詳しい方ならひょっとしたらご存知かもしれませんが、借金関連の用語、債務整理とは何なのかを少し検証していきます。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんので、「債務」という言葉の意味をまずは考えていきましょう。 「債務」とは法律の効力によって相手に金銭などの借金返済が義務付けられていることをいいます。 これは法律によって決まっていることなので、自分は借金を返済したくないという要求は通用しません。 この相手への借金の返済義務を整理することを債務整理と法律用語で呼ぶのです。

もう少し中身を詳しくみてみると、借金の債務整理には何種類かの方法があります。 それは主に、自己破産・民事再生・任意整理などの３つの方法に分けられることが多いです。

これらの言葉の意味を簡単に紹介しますと、自己破産とは多額の借金で苦しんでいる人を対象にした借金返済をしなくても良いという方法です。 これを行うことにより、今までの借金の返済義務がなくなるため、新しいライフスタイルを築くことが出来るようになります。

次に民事再生についてですが、自分が今支払っている借金の返済が難しい時に適用される方法で、裁判所の承諾が得られればその借金を数年間かけての分割払いに出来るようになる制度です。 それによって、最初に無理な返済プランを組んでしまったとしても、自分の生活を圧迫することなく借金を返済出来るようになります。

最後は任意整理の説明ですが、借金を法律で定められている利息制限金利に引き下げて、約3年間で返済可能な時に適用される手続き方法をいいます。 これによって、借金の金額が減額されることがあり、もし減額された場合は毎月の返済額も当然ながら減ることになりますので、借金による金銭的負担も少なくなるのです。 また、状況によっては過払い金が見つかることもありますので、もしかしたら一部の返済したお金が戻ってくることもあるかもしれません。

この3つの借金返済方法のどれが自分に適しているかはその時の状況によって異なってきますので、ここではこんな返済方法があるのだということを借金問題解決の知識として覚えておいてください。

あまり、借金はするつもりじゃなかったんですよね。 でも、仕事上のストレスからか、欲しいものを我慢できなくなって借金をしてしまいました。 買い物をすると何だか、快感になります。

その感覚が癖になり、ついつい、借金までして買い物をし続けるようになってしまいました。 お金を借りたのは、消費者金融や銀行系のカードローンです。 昔と違って、今の消費者金融って、お店にすごく入りやすいじゃないですか。

無人契約機もあったりして、自分の預金口座からお金を引き出すのと、手続きはあんまり変わらないのも、気軽に借りてしまう理由のひとつです。 最初のうちは、お金を借りたら、今、トータルでいくらの借金があるのか、キチンと記録をつけて管理をしていました。 ところが、後から後から、欲しいものが出てくるんですね。 たとえば、ブランドの時計とか、カバンとか。 すると、新しい会社のカードまで作ってどんどん、借金を重ねてしまうようになってしまいました。 それまで、返済が終わるまで新しい借金はしないようにしていたのが、それもしなくなり、借金は増えるばかりでした。

とうとう、気が付いたら、毎月の返済額が月々の給料の金額を超えるようになってしまいました。 それでもボーナスが年２回あって、半年ごとには返済は何とかなるかと思っていましたが、結果はそうならず駄目でした。 借金の利息がどんどん増えていくんですよ。 するとどうも、このまま行くと金利分の利息を返済し続けても元本はぜんぜん、減らないことに気が付きました。 借金返済しなければならない総額３００万円です。 こりゃあ駄目だと、情けない話ですが、両親に返済の事で泣きつきました。 その時の両親の顔は、一生忘れられません。

私は同じ過ちはもう決してしまいと心に誓いました。 両親から３００万円を借りて、全額返済しました。 今では少しづつですが、両親にその借金を返しています。 みなさんも、借金のお金の借りすぎには本当に注意しましょうね。 [追記]

私は社会人になってからすぐに借金をしました。 なぜなら、私の想っていた金額と会社の提示した金額が違うために、どうにも首が回らなくなったのです。 私は社会人になったらすぐにしたいことがありました。 それは、車を買って北海道一周という壮大な夢でした。

友人と一緒に学生時代から思い描いていた夢なので、かなり楽しみにしており、事実社会人になったと同時にクルマ屋に駆け込み、ジープを購入しました。 もちろんローンを使ったので借金です。 私の想像している金額でお給料が振り込まれれば何の問題もなく、その借金を返済していけます。 しかし、うまくはいきませんでした。

最初の給料日に入金額を見たら、なんと予想よりも５万円も少なかったのです。 ジープのローン代が約４万円だったので、まるごとローンが払えなくなるほどの減給でした。 これはおかしいと思い、上司に掛け合ってみましたが相手にされず、同僚に聞いても「俺もそうだよ」との答えでした。

私は借金返済をどうしようかと途方にくれました。 なぜこんなに毎月の給料が減ってしまうのか・・・。 上司にもう一度聞くと、ボーナスで帳尻を合わせるとのことでした。 私は少し安心しました。

それで夏までに返済すればいいやと思い、初めて消費者金融を利用しました。 審査は簡単で、その時にとりあえず借金で３０万円を借りました。 そして毎月の足りない分をそこから返済し、余ったお金はとっておき、また来月の返済（車のローン、消費者金融の返済）に回しました。

なんとか夏までそれで持ちこたえ、ボーナスが入金されると同時に消費者金融に全額返済するというパターンで借金の返済をしていました。 結局ジープのローンが終わるまでその借金返済方法を繰り返し、５年間は消費者金融からの借金を抱えていました。 [追記]

「社会人になったら憧れの車に乗るぞ！」そう思っている人は多いはずです。 私も子供のころから車好きで、頭の中で理想のカーライフを思い浮かべていました。 頭金をもっとたくさん貯めてから購入したかったのですが、就職が決まって数ヶ月経ったところで即お目当ての車を発見しました！

悩んだのは一瞬だけ、かなり無理してローンを組みました。 しかし車はローンの返済だけではなく、維持費が恐ろしくかかります。 格好はいいのですが燃費も悪くガソリン代がバカになりません。 さらに車検代もかなりかかるし、毎月の駐車場代も大変でした。

自分の給料に見合ってない物を買ってしまったために、生活はとても苦しくなりました。 そのせいで消費者金融からキャッシングをする羽目になったのです。 キャッシングの残高は80万円、車のローンはまだ100万円近く残っています。 月々の借金返済額は8万円、月18万円しかない給料ではかなり痛いです。 維持費もかかるし借金返済のために遊ぶ余裕はまったくありません！

最近は借金を早く返済するために車を売ってしまおうかと思っているのですが、売ったところでローンの残高を完済できそうもないので躊躇しています。 結局地道に借金返済していくしかないと諦め、地味な生活を続けています。 とにかく車のローンの借金返済を早く終わらせ、次の車検までにはこの車も売ってしまった方が維持費の分もお金が浮いていいのかなと思っています。 今度もし車を購入するときは、月々のローン支払い代、維持費も全部含めて借金返済のシミュレーションしていきたいと思っています。 [追記]

クレジットカードって本当に便利なんですよ。 手持ちのお金が無くてもカードさえ出せば飲み食いができるし、欲しいものが見つかったら即購入できるし。 そんなこんなで調子にのってクレジットカードで買い物をしまくっていました。

後先考えず買い物したので、当然ショッピング枠はパンパンになっていました。 それだけでは飽き足らず、消費者金融のカードローンも借りました。 消費者金融は怖いイメージがあったので、借金返済はそちらを優先していました。

借金の返済額が足りなかったらクレジットカードのキャッシングを利用したり、ショッピング枠を現金化したりしました。 元々ルーズな性格が災いしてか、ついうっかりクレジットカードの借金の支払いを滞納してしまったのです。 最初はビクビクしていたものの、思ったより怖い取立てが来なかったことにほっと胸をなで下ろしました。 でもカード会社に連絡はせず、電話もハガキも無視を決め込んでいました。 なぜなら面倒だったからです。

そしたらとうとう借金は一括返済をしろと言ってきました。 お知らせの紙には何やら強制執行との文字が書いてありました。 そんな状態でようやく借金返済で慌て始めたのです。

無計画に買い物を続けていた私に、クレジットカードからの一括返済請求に応える術はありません。 慌ててまたキャッシングの申込をしようとしても、当然無理です。 クレジットカードの一括返済請求については、親に泣きついてその借金の返済をしてもらいました。 いい歳をして親に迷惑をかけてしまったことに対し、本当に恥ずかしい思いで一杯です。 [追記]

いつのまにか雪だるま式に借金が膨れ上がったことがあります。 最初はほんとに軽い気持ちで借りたんです。 設定した金額は10万円ですから、すぐに返せるだろうと思っていました。 しかし、一括で10万円なんで返せるわけもなく、しばらく黙々と借金返済を続けていました。

1ヶ月の返済額は4,000円。給料は手取りでおよそ15万円だったけど特につらい設定ではないと思います。 そして数ヶ月たったところ、携帯に電話に着信がありました。 なんだろうと思いかけ直してみると、なんと借金をしている消費者金融でした。

何か悪いことをしてしまったのかと思いどきどきしてたのですが、借入枠が30万円にアップします！という連絡でした。 借金は半分に減っていたけどちょうど欲しいものがあったので、またまた30万円いっぱいに借りてしまいました。 ちょっと我慢すればよかったかな…と後悔しつつも、欲しかったものなんだからと自分に言い聞かせ、コツコツと返済する日々です。 月々の借金返済額は倍の8,000円になりましたが、まだ問題はありません。 しかしまたしても数ヶ月経った後、連絡がきて50万円まで引き上げますとのこと。 さらにその後にも連絡があり、最終的には100万円までになったのです。

「借入枠がアップします！」と連絡を受けたときには臨時収入があったかのように喜んでしまいましたが、借りてしまえば借金が増えるだけです。 ボーナスがあったり臨時収入があったりしても追加返済などしたこともなく、枠が広がればその都度借りてしまいました。 今では金利とほんのわずかなお金をプラスして、なんとか借金返済をし続けています。 でも元金に充当されるのは月々数千円なので、なかなか減っていきません。 [追記]

●借金返済方法に悩んでいる方に参照してもらいたいWEBサイト
借金返済方法
多重債務などで支払い困難な状況に陥っている場合は、借金返済方法としては、負債の減額ができないかを考えるべきです。 そのための手続き方法などを詳しく解説しています。